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山手234番館 開館5周年 記念コンサート

美わしの島へ・3

〜イギリスのサロンコンサート〜

200473() 午後6時開演

山手234番館 2Fギャラリー 

出演:木島千夏(ソプラノ):

国立音楽大学卒業後、同大学音楽研究所の研究員として、バロック歌唱の研究と演奏活動に従事。数々のバロックオペラやコンサ−トに出演。川口絹代、橋本周子に師事。‘92年英国へ留学し、J.Cashに声楽を師事、ギルドホール音楽院にてE.Kirkby, D.Roblou, N.Northのレッスンを受ける。第30回ブルージュ国際古楽コンクールにて4位入賞。翌年同音楽祭に招待され、モーツァルトの「聖墓の音楽」のソロを歌う。W.Christie指揮のオペラ公演 CharpentierDavid et Jonathas” に参加。ロンドンと日本各地でリュートのNigel Northとデュオ・リサイタルを行った他、ヨーロッパ各地で音楽祭や演奏会、ラジオに出演。'95年に帰国し、バロックを専門にグレゴリオ聖歌から現代曲まで幅広いレパートリーに取り組み演奏している。現在、聖グレゴリオの家教会音楽科講師。

上尾直毅 (スクゥエア・ピアノ※) 

東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を91年に卒業後、チェンバロを本格的に学び始める。在学時より、チェンバロを鈴木雅明、渡邊順生の各氏に師事。92年アムステルダム・スウェーリンク音楽院に入学しチェンバロをG・レオンハルト、A・アウテンボッシュの両氏に師事。95年ソリストディプロマを得て卒業。続いてデン・ハーグ王立音楽院にてフォルテピアノをS・ホーホランド氏に師事し97年に室内楽ディプロマ、98年にソリストディプロマを得て卒業。その一方で、18世紀フランスのバグパイプ「ミュゼット」について独自に研鑽を積み、その研究をインターネット上に発表している。(http://homepage.mac.com/muzette/)。
2001
年に帰国した後、現在、日本を中心に鍵盤楽器奏者ならびにミュゼット奏者として活躍している。

 

※スクウェア・ピアノ:
18世紀の後半に、ドイツとイギリスで好まれた、テーブル型のピアノ。本日の使用楽器は、製作者 小渕晶男氏が、1998年に製作した1815年製ブロードウッド製のスクウェアピアノのコピー。


 

美わしの島へ・3

〜イギリスのサロンコンサート〜

 

プログラム

 

 山手234番館 開館5周年 記念コンサートにようこそおいで頂きました。18世紀後半から19世紀に好まれたスクエアピアノの典雅な響きとともに、イギリスの歌曲をお届けします。ご一緒に紳士淑女たちのサロンコンサートの雰囲気を楽しみましょう。

 

J.P.ザロモン

おお、妙なる声 O tuneful voice

G.F.ピント

イライザから離れて From thee, Eliza, I must go

J.P.ザロモン

涙を流しているこの目の前に

Why still before these streaming eyes

行け、愛らしいバラよ Go, lov'ly rose

 

G.F.ピント

グランド・ソナタ ハ短調 第1楽章 

Grand Sonata  c-minor

J.ハイドン

追憶 Recollection

G.F.ピント

羊飼いが美しいニンファに恋をした

A shepherd lov'd a nymph so fair

J.P.ザロモン

時が移ろいやすいものだなんて 

Say not the minutes swiftly move

J.ハイドン

人魚の歌 The Mermaid's Song

 

休憩

 

G.F.ピント

エロイーザからアベラードへ 

Eloisa to Abelard

グランド・ソナタ ハ短調 第2楽章

自然への祈り Invocation to Nature

グランド・ソナタ ハ短調 第3楽章

 

J.ハイドン

精霊の歌 The Spirit's Song

彼女はその愛を決して語りませんでした 

She never told her love

天地創造より『神は言われた〜力強い翼で』 

The Creature "And God saidOn mighty pens" 

 

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