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ダブルリーズ 特別コンサート 

〜 リュリ 「町人貴族」から〜

横浜文化プログラム

20201025日(日)1510

クイーンズスクエア横浜1Fクイーンズサークル

 

出演

大山有里子(バロック・オーボエ)

大阪教育大学音楽科卒業。同大学専攻科修了。オーボエを大嶋彌氏に師事する。卒業後、関西を中心に活動し、「大阪コレギウム・ムジクム」のソロオーボエ奏者として、バロック時代の作品を中心に数多くの月例演奏会、定期演奏会等に出演する。その後ピリオド楽器(バロック・オーボエ)による演奏に専念し、バロック・アンサンブル「アルモニー・アンティーク」等に参加。近年はバロック時代だけでなく古典期のオーボエ曲のピリオド楽器による演奏にも取り組んでおり、関東を中心に活発に活動している。201619年、リサイタル「バロック・オーボエの音楽」開催。「クラングレーデ」「古楽団あおば」メンバー。

 

今西香菜子(バロック・オーボエ)

13 歳よりオーボエを始め、これまでにオーボエを東野正子、故 本間正史、故 柴山洋の各氏に師事。リチャード・ウッドハムス、若尾圭介、ジョナサン・ケリー等のマスタークラスを受講。桐朋学園大学及び同大学研究科修了。在学中よりバロック・オーボエを始め、故 本間正史氏に師事。現在フリーで演奏活動中。音楽教室エンゼルミュージック、フォレストミュージック講師。

小野智子(オーボエ・ダ・カッチャ)

千葉県出身。洗足学園音楽大学卒業。モダンオーボエを小林裕、小川綾子の各氏に師事。大学卒業後バロック・オーボエに出会い、そのシンプルイズベストぶりにはまり三宮正満氏に師事。ウルビーノにてA・ベルナルディーニ氏のマスタークラス受講。A・トゥルンツィク氏のレッスン受講。現在モダン・バロック両方にて演奏活動の他モダンオーボエの指導を行っている。oboeshop sammyにてリードケースを製作・販売中。https://thebase.in/inquiry/oboesammy

 

永谷陽子(バロック・ファゴット)

桐朋学園大学卒業。同大学研究科及びオーケストラアカデミー修了。バロック・ファゴットを堂阪清高氏に師事。2012年横浜・西洋館de古楽で、モーツァルト作曲ファゴット協奏曲をピリオド楽器で熱演。第26回国際古楽コンクール(山梨)にて奨励賞を受賞。古楽、モダン両分野でオーケストラや室内楽、CD録音に参加。八王子音楽院、ドルミール音楽教室講師、「烏山バロック倶楽部」主宰。

 

 

加藤久志(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 

洗足学園音楽大学卒業。同大学院修士課程修了。ヴィオラ・ダ・ガンバを福沢宏、武澤秀平の各氏に、コントラバスを藤原清登氏に師事。藍原ゆき、中野哲也、マリアンヌ・ミュラー、ジョシュ・チータムの各氏のレッスンを受ける。2015 年ニース夏期国際音楽アカデミーにてディプロマを取得。古楽を中心にポップス、ロック、ジャズ、吹奏楽など、様々な分野にて演奏活動を行っている。日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会理事(2019-2020)、一般社団法人総合芸術協会(WCARS)会員。ブログ https://ameblo.jp/organic-cosme-memeko/

 

 

曽禰寛純(ピッコロ、フラウト・トラヴェルソ、打楽器)

 

フルート演奏を経て、フラウト・トラヴェルソを独学で学び、慶應バロック・アンサンブルで演奏。1998年にリコーダーの朝岡聡と共に、アンサンブル山手バロッコを結成し、横浜山手の洋館でのコンサートを継続。カメラータ・ムジカーレ同人。

 

寺村朋子(チェンバロ)

東京芸術大学チェンバロ科卒業。同大学大学院修士課程修了。チェンバロと通奏低音を、山田貢、鈴木雅明の両氏に師事。第7回国際古楽コンクール山梨にてチェンバロ部門第2位入賞。イタリア、オーストリア、ベルギーなど国内外のアカデミーに参加して研鑽を積む。NHKFMリサイタル」に出演。その他バロックダンスとのセッションや声楽マスターコースの伴奏など様々な分野で多くの団体と演奏活動を行う。トリム楽譜出版より、「フルートバロックソナタ集」「J.S.バッハ作品集」(増刷)を編曲、出版。チェンバロソロCDCapriccioお気に召すまま」(レコード芸術準推薦)リリース。宮地楽器小金井アネックス・チェンバロ科講師。日本チェンバロ協会会員。「アントルメ」メンバー。


 

ダブルリーズ 特別コンサート 

〜 リュリ 「町人貴族」から〜

横浜文化プログラム

20201025日(日)1510

クイーンズスクエア横浜1Fクイーンズサークル

プログラム(解説:ダブルリーズ)

「ダブルリーズ」は、18世紀に使われていたスタイルのオーボエとファゴット、それにチェンバロという編成の女性4人のグループです。2012年より毎年、横浜山手でバロック音楽のコンサートを続けてまいりました。

今回は横浜市の文化プログラムに参加し、フランスのルイ14世の宮廷で活躍したJ-B.リュリのコメディ・バレ「町人貴族」の抜粋をオーボエバンド(ダブルリード楽器のみのアンサンブル)にフルート、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロを加えた編成で演奏します。

コメディ・バレとは、歌とダンスが入ったコメディ(喜劇)です。「町人貴族」は1670年に太陽王ルイ14世の宮廷で上演され、大変評判を呼んだ演目です。台本はモリエール作。

 

本日演奏するのは、17世紀フランスで活躍したリュリの作曲による、コメディ・バレ「町人貴族」からの抜粋です。管楽器はフラウト・トラヴェルソ、バロック・オーボエ、オーボエ・ダカッチャ、バロック・ファゴット。そして弦楽器のヴィオラ・ダ・ガンバ、鍵盤楽器のチェンバロという、いずれも300年ほど前の、古いスタイルの楽器で演奏します。モリエールが台本を書き、主役も演じたこの演目、オリジナルでは風刺の効いたドタバタ喜劇に、歌やダンスのお楽しみを加えたものです。1670年の初演時には、当時の名だたるコメディ役者と音楽家、ダンサーが集結して、太陽王ルイ14世の宮廷で上演され、大成功をおさめました。なお、当時の社交界ではオスマン帝国が最大の関心事の一つで、この作品でも「トルコ趣味」が取り入れられています。お聴きになってどの部分かお分かりになるでしょうか?

本日は歌の部分も器楽で演奏いたします。それでは、ごゆっくりお楽しみください。

♪ ♪ ♪

リュリ 町人貴族 抜粋

@序曲

A舞曲(エア/サラバンド/ブーレ/ガリアルド/カナリー)

Bエア(チェンバロソロ)

C2番目のエア

D トルコの儀式(行進曲、わしは大僧正)

E ママムーシ

F 三番目のエア

G スペイン人たち

H 道化師たちのアントレ

I 終曲 : 道化師たちのシャコンヌ

 

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