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山手234番館 古楽器によるコンサート

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山手234番館コンサート 

ソプラノとチェンバロによるイギリス・バロックの夕べ 

〜もし音楽が愛の糧なら〜

"If music be the food of love"

2005年7月30日(土) 19:00開演 

山手234番館 2Fレクチャールーム

7:00pm 30 July. 2005 at Yamate234 House

出演:木島千夏(ソプラノ):

国立音楽大学卒業後、同大学音楽研究所の研究員として、バロック歌唱の研究と演奏活動に従事し、数々のバロックオペラやコンサ−トに出演。川口絹代、橋本周子に師事。92年英国へ留学し、J.Cashに声楽を師事、ギルドホール音楽院にてE.Kirkby,D.Roblou, N.Northのレッスンを受ける。第30回ブルージュ国際古楽コンクールにて4位入賞。翌年同音楽祭に招待され、モーツァルトの「聖墓の音楽」のソロ等を歌う。W.Christie指揮によるシャルパンティのオペラ公演、ロンドンと日本各地でリュートのNigel Northとデュオ・リサイタルを行った他、ヨーロッパ各地で音楽祭や演奏会、ラジオに出演。95年に帰国し、バロックを専門にグレゴリオ聖歌から現代曲まで幅広いレパートリーに取り組み活躍している。現在、聖グレゴリオの家教会音楽科講師。

野口詩歩梨(チェンバロ) :

福井県生れ。桐朋学園大学古楽器科卒業、同研究科修了。ピアノを伊原道代、雨田信子、チェンバロを故鍋島元子、又アンサンブルを有田正広、本間正史、中野哲也の各氏に師事。その後クイケン兄弟、モルテンセン氏などの指導を受ける。現在東京を中心に通奏低音奏者、ソリストとして幅広く活動。これまでにもフルートのM.ラリュー、F.アーヨ、中野哲也など数々の音楽家や室内オーケストラと共演。2000年、2002年、2004年「音の輝きをもとめて」と題したソロリサイタルを開催、各方面より好評を得る。古楽情報誌アントレ製作ビデオ等に出演。横浜市在住。


 

ソプラノとチェンバロによるイギリス・バロックの夕べ 

〜もし音楽が愛の糧なら〜

"If music be the food of love"

 

プログラム

 

 プログラムノート 横浜山手の洋館の古楽器と歌によるコンサートにようこそおいでいただきました。本年も昨年に続き、世界的な古楽コンクールであるブリュージュ国際古楽コンクールに入賞し、古楽の分野を中心に活躍中のソプラノ木島千夏氏をお迎えしました。バロック時代の代表的な鍵盤楽器であるチェンバロの響きとともに、イギリスの歌曲を中心にお届けします。サロンコンサートの雰囲気をお楽しみ下さい。

H.パーセル(1659-1695) Henry Purcell

ここにて神々はよしとされる Here the deities approve  

愛しいアストレアから Since from my dear Astrea's sight

もし恋が甘いものなら  If love's a sweet passion 

恋の病から飛び立とうとするが I attempt from love's sickness

バラの花より甘く Sweeter than roses

シフォーチの別れ、メヌエット、スコッチ・チューン、全音階のグラウンド (チェンバロ独奏) 
Sefauchi's Farwell , Minuet, A New Scotch Tune, Ground in Gamut

狂気の歌「恐ろしい仕掛け」 Let the dreadful engines

音楽が愛の糧なら If music be the food of love

自然の声 'Tis nature's voice 

ひとときの音楽 Music for a while 

プレイフォード氏へのエレジー Gentle shepherd

J.ブル(1562/3-1628) John Bull

ラムレイ侯のパバーヌ&ガリアルド (チェンバロ独奏)  John Lumley's Pavan & Galliard

H.パーセル Henry Purcell

夕べの賛歌  Evening Hymn

 

アンコールには、同じくパーセルの「最も美しい島」が演奏されました。ご来場有難うございました。

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