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アンサンブル山手バロッコ 特別演奏会
Special Concert

2002年12月7日(土) PM 2:00
2:00pm 7 December 2002 at WFP-supporters Christmas

WFP(世界食糧計画)応援団「ちょっと早めのクリスマス」でバロックコンサート
Early Christmas Concert

コンサートが神奈川新聞に掲載されました。「貧しい国の人々救えとXマスイベント」として神奈川新聞社のHPにも掲載されています。

出演 EnsembleYamate-Barocco

朝岡 聡 Satoshi Asaoka(リコーダーRecorder: 慶応大学卒業後、テレビ朝日に入社、95年よりフリーキャスターとして活躍中。慶応バロックアンサンブルでリコーダーを演奏。大竹尚之氏に師事。当アンサンブル主宰。著書に 「笛の楽園 私のリコーダー人生」がある。  

曽禰 寛純 Hirozumi Sone(フラウト・トラヴェルソFlauto traverso : フルート演奏を経て、フラウト・トラヴェルソを独学で学び、慶応バロックアンサンブルで演奏。カメラータ・ムジカーレ同人。当アンサンブル発足メンバー。 

江口 陽子 Yoko Eguchi(フラウト・トラヴェルソFlauto traverso : フルート演奏を経て、フラウト・トラヴェルソを学ぶ。菊池香苗氏に師事。

角田 幹夫 Mikio Tsunoda(バロック・ヴァイオリンBaroque violin、ヴィオラ・ダ・ガンバViola da gamba) :慶応バロックアンサンブルでバロック・ヴァイオリンを演奏。独学でヴィオラ・ダ・ガンバを学ぶ。現在、カメラータ・ムジカーレ同人。当アンサンブル発足メンバー。  

天野寿彦 Toshihiko Amano(バロック・ヴァイオリンBaroque violin3歳からヴァイオリンを始め、最近バロックに転向。現在東京芸術大学古楽科で、バロック・ヴァイオリンを若松夏美氏に、アンサンブルを小島芳子氏に師事

鈴木 忠 Atsushi Suzuki(バロック・ファゴットBaroque fagott: 名大出身、現在は慶応大学生物学教室でクマムシを研究中。多くの師や友人から音楽を学ぶ。ファゴットを堂阪清隆氏に師事。カメラータ・ムジカーレ同人。 

脇田 美佳 Mika Wakita(チェンバロCembalo) : チェンバロを岡田龍之介氏に師事。大学卒業後、渡邊順生、曽根麻矢子両氏にレッスンを受け、研鑽を積んでいる。カメラータ・ムジカーレ同人。

 

クリスマスにバロック音楽を
Baroque Music in Christmas

プログラム(主なもの)

バッハ チェンバロとフルートのためのソナタより 
J.S. Bach / "Siciliano" from Sonata for Flute and Cembalo Eb Major

 バッハはバロック最大の作曲であり、同時に鍵盤楽器演奏の大家としても知られていました。この曲は、バロックからクラシックへ橋渡しされる気分を持ったバッハには珍しい分かりやすい曲想を持った作品です。3楽章からなる曲から、今日は、チェンバロの独奏から始まり、フルートと掛け合いの楽しい曲想のアレグロと、フルートの悲しげなメロディーにチェンバロが寄り添う有名なシシリアーノの2楽章をお贈りします。

ルクレール 2本のヴァイオリンのためのソナタより
J.M.Leclair / Sonata for 2 Violins

 ルクレールはバロック時代のフランスの作曲家でありヴァイオリンの名手でもありました。フランスの趣味に、イタリアの趣味を混ぜ、親しみやすい曲や、ヴァイオリンのための技巧曲をたくさん残しています。この曲は、2本のヴァイオリンのためのソナタ集に収められている曲で、重音奏法や凝った掛け合いが駆使されており、たった2丁のヴァイオリンとは思えない大きな世界が広がります。

ヴィヴァルディ リコーダーとファゴットのためのソナタより
A.Vivaldi / Sonata for Recorder, Fagot and Basso continuo a-minor

 ヴィヴァルディは有名な協奏曲集 「四季」のように、急ー緩ー急の協奏曲の形を完成させた人でもありますが、一方で緩ー急―緩―急の4楽章からなるソナタでも多くの作品を残しました。この曲は高音域のリコーダーと低音域のファゴットを組み合わせてちょっと変わった しかし とても魅力的な味付けのトリオソナタです。ヴィヴァルディが教えていたヴェネツィアの女子孤児院の生徒達が自慢の腕を披露するために演奏したことでしょう。

テレマン リコーダー、2本のフルートと通奏低音のための四重奏曲
G.Ph.Telemann / Quartet for Recorder, 2 Flutes and Basso continuo d-minor from "Tafelmusik"

 テレマンはバッハより少し先輩のドイツの作曲家。貴族や金持ちの音楽愛好家のために多くの曲を作り、出版し、販売したのでヨーロッパ中に知られた作曲家でした。この曲は、ヨーロッパ中に販売され多くの人に愛されたテレマンのベストアルバムとも言うべき「食卓の音楽」という曲集から、リコーダーと2本のフルートと低音のために作られた四重奏曲からお届けします。たてとよこの笛の緩急自在の掛け合いが楽しめる楽章です。

 

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